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論文

Color measurements using a visible microspectrometer of weathering rinds on andesite blocks

小口 千明*; 磯部 博志; 小室 光世*; 松倉 公憲*

Annual Report of the Institute of Geoscience,Univ. of Tsukuba,No. 21, p.9 - 13, 1995/12

阿蘇火山の安山岩は、火山ガスの噴出による酸性環境の影響を受け、表面に風化皮殻が形成している。変質は、鉱物の硬度などにも現れているが、今回、顕微分光計による試料断面の色測定によって風化皮殻の構造を調べた。その結果、脱色による反射率の増加が、鉄鉱物の析出による赤褐色よりも内部まで進行していることが見いだされた。これは、脱色現象が、変質鉱物の析出よりも早く進行することを示しており、鉱物の変質現象の観察における顕微分光測定の有効性の一例を示している。

口頭

合金相を含む燃料デブリの安定性評価のための基盤研究,8; ウラン-ジルコニウム-ステンレス鋼系模擬デブリからのウラン溶出と変質相形成

熊谷 友多; 渡邉 雅之; 日下 良二; 秋山 大輔*; 桐島 陽*; 佐藤 修彰*; 佐々木 隆之*

no journal, , 

東京電力福島第一原子力発電所(1F)事故で生じた燃料デブリは水と接触した状況にあり、使用済燃料等に関する知見に基づけば、取り出し完了までの期間を考慮すると燃料デブリが経年変化を起こす可能性が考えられる。この経年変化の要因の一つとして、水の放射線分解で生じる過酸化水素(H$$_{2}$$O$$_{2}$$)による酸化反応が挙げられる。そこで、二酸化ウラン(UO$$_{2}$$)粉末とステンレス鋼(SUS304)粉末、及び金属ジルコニウム(Zr)もしくは酸化ジルコニウム(ZrO$$_{2}$$)粉末の混合物から模擬デブリを調製し、H$$_{2}$$O$$_{2}$$水溶液に30日間浸漬することによる変化を調べた。浸漬液の分析結果から、模擬デブリ試料からのU溶出はH$$_{2}$$O$$_{2}$$消費量よりも一桁低い濃度であることが分かった。また、UO$$_{2}$$試料ではU濃度の低下が観測され、模擬デブリ試料の結果にも浸漬日数の経過によってU濃度が増加する傾向は見られなかった。このU溶出挙動から、溶液中のUが析出したことが示唆される。UO$$_{2}$$のH$$_{2}$$O$$_{2}$$水溶液への浸漬では、ウラニル過酸化物が変質相として形成されることが知られており、同様の反応が模擬デブリ試料でも進行したことが示唆される。

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